MBA生活の振り返り | メルボルンビジネススクール #24
2024年も半分過ぎていったところで、MBAのGM3も終わり、必修科目がこれで全部終了することになりました。
ここ3か月を振り返ると、とにかく忙しかった、大変だったという感想です。
GM3では、授業は月曜の夜、火水の午後しかなく、前の学期と比べてだいぶ余裕が出るだろうと思っていたものの、
実際に始まったら、土日がないぐらい予定が詰まっていて、仕事をしていたころよりもへとへとの3か月間でした。
MBAの勉強について
これまでやってきた授業はこんな感じです。
今までの授業
時期 | Term名・ 授業名 | 授業内容 |
---|---|---|
2023年9~10月 | Business Essential | Strategy, Operation, Accounting, Leadership, Sustainability各要素が少し入っている2週間の集中コースで、MBAの全体像を垣間見ることができた |
2023年10~12月 | GM1 | Data Analysis, People Management, Economics for Managersの三つが8週間続いたファンデーションコース |
2024年1月 | Innovation | 5日間の集中コースで、Innovation = Invention + Commercialisationの基礎を学び、チームごとにコンセプトを考えて検証して最後にプレゼンした |
2024年1~3月 | GM2 | Marketing, Accounting, Financeの三つが8週間続いたファンデーションコース |
2024年3~6月 | GM3 | StrategyとOperationsが10週間続いたファンデーションコース ※私は2月後半からBiodesign Innovationという約9か月も続く選択項目をやっていた |
GM3の感想
GM3が前の学期と比べ少しユニークだったのは、科目ごとにチームが違うことです。
GM1とGM2ではそれぞれチームが組まれて、そのチームメンバーたちと一学期を通して三科目のグループワークを一緒にやるのに対して、GM3ではStrategyに一つのチームがあって、Operationsにもう一つのチームがある形でした。
それぞれのチームとグループワークをやらなければならないので、ミーティングの数も増えました。二つのプロジェクトを「掛け持ち」している感じです。
さらに私はBiodesignのチームもあって、毎日のようにミーティングをしていました(笑)
MBAを通じて学んだこと
よく友達に「MBAどうですか?仕事でつかえる知識をいっぱい学びましたか?」と聞かれます。
振り返ってみると、「この授業で習ったことがすごく役に立つ!」というより、先生というファシリテーターの下で、バックグランドが様々なクラスメートといろんな視点・角度で触れ合うことがとてもよい刺激になったと思います。
他人の考え方に触れ合って、「そういう考え方もあるんだ」「なんで私はその観点を思いつかなかっただろう」と考えさせられます。
働き方がまったく違う人たちと同じチームになって、ディカッションをだれよりも積極的に参加し、よい視点をたくさん貢献してくれるのに、いざ成果物を作成する段階になると全然手が動かない人もいれば、ミーティングでは静かなほうですが、レポートをしっかりと書いてくれる人もいます。
みんなの強みを最大限に発揮しながら、チームとして前に進めるのがいかに難しいということを気づかされます。
そして、Conflictは避けて通れないもので、いくらよさそうに見えるチームにおいても、必ずConflictが起きます。
職場ではそれぞれのポジションにいて、なんとなく上下関係があって、上の人が支配できたりしますが、MBAのクラスでは、もともとマネージャであれ若手であれ、みんな一度フラットな関係になり、完全な自由意志で動ける状態になります。
お互いに譲れない時や、貢献がアンバランスの時に、だれかが機嫌悪くなります。最初はどう対処すればよいか分からず、冷や汗をかいて、もしくは怒りを我慢して終わりでしたが、試行錯誤してだんだん自分なりの解決策ができてきた気がします。
このチームと一番仲が良かった
秋の公園が色とりどりでとてもきれい。自然の美しさにいつもときめくよねー😌
クラブ活動について
Business Analyticsクラブのイベントを年初予定していたより多く企画・実行することができました!
その他クラブとのコラボレーション
そしてほかのクラブとのコラボレーションも続々と進めてきました。4月にMarketing Associationと、5月にWomen in Managementとの合同イベントは無事に終了し、8月にまたTech Clubとの合同イベントを予定しています。
結果的には今のところ全部成功していますが、イベント開催に向けて準備する段階においてまあいろんな「トラブル」があって、落ち込んだり、ハラハラドキドキしたりしました。
例えば、イベント当日に一人のゲストスピーカーが時間過ぎても現れず、連絡したら「日にちを間違えてしまい、まだ会社にいた」と…結局30分ぐらい遅れて参加することになりました。
「何回も日時の連絡・リマインドをしてたでしょ?」
と言いたいところですが…今度はしっかりとショートメッセージで当日の朝に連絡を入れるようにします。
また、コラボの提案に対して、「うちのメンバーも全員ものすごく興味があります!ぜひやりましょう!」と返事してくれたほかのクラブが、実際イベントの準備を進める段階になったら、
当時の熱意が消えたかのように、グループチャットをなかなか返信してくなかったり、全然プロモーションを手伝ってくれなかったり、リーダー陣ですらイベントのチケットを買ってくれなかったりしました。
一方、ポスターで「うちのロゴをもっと大きくしてくれ」とか、パネルディスカッションに「Gender Diversityについてのトピックをもっと増やしてくれとか、存在感をひたすら増やそう」としていました。私もこの経験をきっかけに、だいぶ交渉スキルを鍛えられた気がします。
クラブ活動での出来事
クラブ運営においても想定外の出来事を経験しました。
一時チームメンバーの二人が全然活動してくれなく、自分の負担がかなり大きくなってしまいました。さすがに我慢できなくなり、一対一の会話で「私はこんな状況が嫌です、不公平です」とはっきりと言いました。
私は「嫌です」を言うのが本当は苦手で、さらに英語の環境でどうすれば相手を傷つけることなくかつ明確に自分状況・気持ちを伝えることをできるのかをいろいろと悩みました。
友達と相談したり、言いたいことを整理したりして、一歩を踏み出すまですごくストレスでした(笑)。
結果的には打ち明けてよかったと思います。
お互いの状況をもっと理解できて、お互いがやりやすくなるような対応策を出すことができました。
クラブ活動を通じて、教授・キャリアコーチ・スタッフ、卒業生の方々など、いろんな人と関わることができ、授業だけでは作れないネットワークを広げることができました。
そして、Presidentというタイトルの元で、チームをリードしたり、代表として外部と話したりすることもあり、背伸びするチャンスがたくさんありました。
また、ゼロから一イベントを計画・実行することも新鮮でした。
テーマを考える、ゲストを探す、スケジュールの調整、食事の手配、プロモーション、当日の会場セッティングや司会、等々です。言ってしまえばただのボランティア活動ですが、参加者のみんなに「とてもよいイベントでした!」、チームのみんなに「引き続きリーダーやってほしい」と言ってもらえるのが一番うれしくて、やりがいを感じて頑張っています。
ダンスについて
メルボルン大学のダンスサークルが主催している舞台に出たく、オーディションに参加しました。
始めたのオーディションで、とても緊張しました。小人数のグループに分かれ、みんなの前で踊って、ビデオが撮られる感じです。
みんななかなかレベルが高く、表現力もあって、フリースタイルの時にそれぞれの個性が出ていて素晴らしかったです。
そして、私は落ちました(笑)また来年都合が合えば挑戦しようと思います。
今年に入ってから学校のことを優先しがちで、週末にあまりダンスに行けていません。お金を気にしているのも一つの理由です。
日本で通っていた時レッスンと違うのは、メルボルンのダンスレッスンは大体1時間のコマで、振りも続きません。レッスンでうまく踊れなかったらもうチャンスがありません…なのに一レッスン2500円から3000円するぐらい、高めです。
家で気に入ったダンス動画をマネして練習しています、「また東京でNOAに通いたいなぁ」といつも思っています。
現地留学エージェントとして働き始めました
リョウタの紹介で私もオーストラリア留学を専門としている留学エージェントで仕事をすることになりました。
そのエージェントは各国の対応チームがあって、私は中国チームに採用されていました。
しかし、中国人の学生があまりいなく、日本チームのお手伝いを少しやってその日の業務が終わってしまう状態が続いていました。
給料はそこそこよく、自由な職場環境でありがたいですが、求めているものとは違って、7月以降また学校のプロジェクトで忙しくなる見込みなので、6月いっぱいでリョウタと二人して仕事をやめることにしました。
日本へ一時帰国
今日本に免許更新のために一時的に帰ってきています。
日本はやはり便利で安心できる場所だと改めて気づきました。
メルボルンにはいろんな人がいて、包容力のある町でとても素敵です。
東京は標準化がされ、インフラがしっかりしていて楽です。一年前Western Countryにとても憧れていたのに対して、今はどっちもよい点あれば欠けてる点があるという中立的な考え方になってきました。
人は常に変わるものですね。
リョウタと叙々苑の焼肉を食べ、銀座をぶらぶらして、そしてよく通っていたサウナに一緒に行ってきた!
一泊二日の草津・軽井沢旅行もすごく楽しかった!
また日本でいろんなところを回りたいなぁ
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