Case Competitionで3位になりました! | MBA生活 #30
QantasとMBSが合同主催したQantas Loyalty Case Competitionに参加して、
なんと30チームの中で3位を受賞しました!
とてもうれしかったです。
大学の時にこのようなCase Competitionがたくさん行われましたが、
私は当時日本語専攻だったので、縁が薄かったです。
唯一印象深いエピソードは、友達にある参戦チームのスライドを見せられて、きれいすぎてびっくりしたことです。
そのチームはその後優勝できて海外も行けました。さすがです!
就職してコンサルタントとして働きだして、きれいなスライドをだんだん見慣れましたが、
当時の衝撃はなかなか忘れられません(笑)
Qantas Loyalty Case Competitionの話に戻ります。
お題は
「As demographics shift, how can Qantas Loyalty adapt and evolve to remain relevant and valuable as a leading program, offering members an ecosystem of aspirational rewards and everyday ways to earn points?」
つまりロイヤリティープログラムを魅力的に見せつつ、皆さん日常生活でポイントを稼げるようにするには、どうすればよいかという題です。
予選と最終プレゼンの2回があって、最初は提案のレポートを出して、選ばれたチームだけ最終プレゼンをする形です。
私は仲いい3人と一緒にチームを組みました。
MBAのグループワークでは自分でチームを組んだことがなく、学校が多様性を考慮してチームを作ってくれていました。
性格や働き方等が合わず苦労することも多々あったし
お互いのスタイルに慣れて遠慮しない状態になるまで時間がかかったり、
結果的にそうなれなかったりすることもありました。
でものCase Competitionのチームメンバーは友達からスタートしているので、個人的にいろいろやりやすかったです。
私はロイヤリティープログラムのユーザーでもなく、知見がほとんどなかったので、
上位を狙う気がまったくなく、ただただこういうビジネススクールっぽいことをやってみたかったのが本音です。
とはいえ、やると決めた以上自分が悔いのないようにコミットしようとも覚悟していました。
ディスカッションをリードしたり、レポートやプレゼンの品質保証等に力を入れたりして、この領域の初心者にしてはよく頑張ったと自信を持って言えます!
そして、今回は初めて原稿を丸暗記せずにプレゼンすることを試みました!
これまでは原稿を書いて一語一句に覚えて発表してきましたが、自分が話していて自然ではないなぁと感じていたし、途中でセリフを忘れてパニックに陥る経験もしました。
「暗記しなかったら忘れることもない」ということを実践してみたら、思った以上よかったです。
言いたいことはノートに書きましたが、プレゼンの練習の時には最初からその原稿を見ずに、
自分の理解でその瞬間に話したいことを口にしてみて、そして回数を重ねて話している内容をブラッシュアップします。
ポイントは「終始、原稿を見ない、メモを取らない」ことです。つまり完全に筋肉記憶に頼ります。
自分で練習している時や本番の時に、毎回完全に同じことを言っているとは限りません。
ただ、どんなバリエーションがあっても、流れに身を任せて言いたいポイントをスムーズにカバーできるようになります。
たぶんちょっとした文法のミスはあったと思いますが、誰でもそんなことを気にしていないし、もはや気づきません。
暗記しないプレゼンの成功体験が一つ得ました!
おもしろいことに、最終プレゼンをした5チームにおいて、4チームが似たような提案をしました。
ゲーム化、パーソナライゼーション、ブランド リフレッシュ、にまつわる内容でした。
一チームだけまったく違う内容で、私はそのプレゼンの時に会場にいなかったのでよく把握してませんが、確か賃貸やホームローンを活用する提案でした。
結果、そのチームが優勝たのです(笑)
とにかくこのCase Competitionに参加してよかったです。
仕事で培ってきた経験、MBAで学んだこと、そして友情!
を生かして自分たちが満足した結果を得られたと思います。
グループワークや、人前でしゃべることは決して私にとって簡単なことではありません。
カレンダーこのようなイベントが入っているのを見ると、やはりストレスを感じてしまします(笑)
でもそのドキドキ・ハラハラの感覚が醍醐味かもしれません?
この間読んだUUUM前社長の鎌田和樹さんの著書、「名前のない仕事」でこのようなことが書かれていました。
寝る前に次の日のスケジュールを確認してみてください。
「うわぁ…」と不安が襲ってくるような予定があるでしょうか。
そう思える時は、「成長しているとき」です。
逆に、スケジュールを見て「なんて楽勝じゃん」と思う日は、もうその日はなくてもいいくらいの感覚です。
この言葉でとても励まされました!
以前は、不安を感じてるのは自分はまだまだ力不足からだと、がっかりしたりしていましたが、不安を感じていい、それが成長していることの証拠だと、改めて気づかされました。
今はドキドキ・ハラハラの予定がカレンダーに入っていると、「この日は少しでも成長する日だ!」と前向きに考えられるようになりました。
毎日、毎週、毎月、毎年
少しずつ、成長していきます。