ATSUさんに会いました!| MBA留学 #33
ATSUさんに会いました
この間の土曜日 (2024/11/9) にATSUさんのメルボルンで開催されたライブトークのイベントに行ってきました!
私は約5年前、ちょうど入社したころにATSUさんの動画に出会え、Distinctionも買ったりして、英語学習においていろいろとお世話になったことがあります。
まさかメルボルンにいる間にご本人と会えるとは!
受付で初対面した時の感想は、「動画より本人のほうがカッコイイ!」です (笑)
イベントの内容
約1時間のライブトークで、ATSUさんの高校時代から独立までのストーリ、効率よく英語学習する方法、そして人生形成・マインドセットについてのトピックがありました。大満足です!
私が特に印象深かったポイントについて書いていきたいと思います。
「英語力=知識×運用」
知識は発音・文法・単語のことを指していて、運用はそれらを生かし人とコミュニケーションを取ったり、英語で他の領域について勉強したりすること等、と理解しています。
英語力を身に付けるには、両方をバランスよく取り組まなければいけません。
英語力だけではなく、すべてのスキル・能力を伸ばすにおいてこの考え方が通用していると思います。
ダンスする時に、頭では体の動かし方が入っているにも関わらず、思う通りに体が動いてくれないのがよくあることです。一方、正しい動かし方を研究しないまま練習だけしてもなかなか上達しません。
この間読んだ本で「作品意識」というコンセプトに触れました。つまりアウトプットをする意識にインプットをすることです。
それが効果的な理由としては、作品は自分以外の人に見せるもので、人からのフィードバックを得られることができる、そして作品ではないものと比べて、より力をかけて磨く意識が強まるのです。
確かに、ブログを書くというアウトプットの目的を置くと、イベントの時にも自分が特に感銘を受けたポイント等をより意識するようになった気がするし、ただイベントに参加しただけではなく、その後の振り返りによって、吸収がより深まったと思います。
「自分の希少価値を高めることによって、可能性が広がる」
海外MBAをやると決めた理由の一つは自分たちの希少価値を高めたいからです。
私は将来APACで活躍したいです。
それを目標とすると、今、中国出身と日本での仕事経験を持っている自分にとって、まだ欠けているものは英語圏における職務経験です。
APACにおいて特別な立ち位置を占めているオーストラリアで働くことができたら、やりたいことへの道がもう少し明確になるのではないかと信じています。
希少価値を高めるためにはやはり自分の長所を生かしながら、チャレンジングなことをどんどんしていく必要があるかと思います。
そしてもっと大事なのは、「希少無価値」の穴に陥らないように方向性を検討することです (確か日曜の初耳学で聞いた話)。
そうするためには情報収集をしっかりしないといけません、自分のなりたい像に近い人に聞いたり、社会の動き (例えばテクノロジーによる変化等) に注目したり、そして自分なりの分析を行ったりするようにやっていきたいと思います。
「すべては行動から始まる。コミットするにつれ好きになるし、自信がつく」
自分の日本語の勉強に関してはまさにそうだったと思います。
いつも「日本語を勉強し始めたきっかけは?」と聞かれた時に、中学受験で1点差で英語クラスに行けず、日本語クラスになってしまったエピソードを話しますが、よく「そんなのでよく日本語ここまでできるようになったね」というようなコメントをもらいます。
別にアニメ等の影響を受けていなかったので、最初から日本語に対して「大好き」だという感情はまったくありませんでした。でも、勉強することになった以上、まじめにやると思って、気づいたらだいぶ上達してきて、それで交換留学行けたり、日本人の友達ができたりして、どんどん日本語が好きになってきたし、自信もついてきました。
確かにやる前から、好きか嫌いか、できるかできないかは知るようがありません。
きっかけは正直なんでもよいので、手を付けてコツコツとやってみることが大事だと改めて気づきました。Delayed Gratificationというコンセプトがあって、最初はつらいかもしれないが、努力をしばらく続いてからやっと成長が見えてきて、喜びを感じるのです。
最近クラウドの勉強をし始めて、分からない概念に囲まれ、「つまらない、勉強したくない」と思う時がよくあります。もうしばらく続けよう、そしたら閃きが現れる時が来ると信じて、コミットしていきたいです。