【2024年版】メルボルンの交通系ICカード マイキーカードの使い方
はじめまして。オーストラリアに4年間以上留学していた経験のあるリョウタといいます!
このページでは「メルボルンの交通系ICカード マイキーカードの使い方」を何処よりもわかりやすく、丁寧に、留学初心者の方でもイメージが付くように解説します。
私も最初はよく分からなかったけど、すごく簡単なので最後まで見てみてください!
今回の記事では
- マイキーカードってどこで買うの?
- チャージ方法は?
- マイキーカードの使い方は?
- 無料のトラムゾーンはどこ?
- 行きたい場所の検索方法は?
と思っている人のために
オーストラリアで4年間以上の留学経験のある私が実体験に基づいて解説します。
1. マイキーカードとは
Myki(マイキー)カードは、メルボルンの公共交通機関である電車やトラム、バスなどで便利に利用できるチャージ式の交通系ICカードです。日本でお馴染みのSuica(スイカ)などと同様の仕組みを持っています。
マイキーカードには、Myki Money(マイキーマネー)とMyki Pass(マイキーパス)の2つのオプションがあります。
- Myki Money(マイキーマネー)は、事前に入金を行い、使用した分だけ運賃が自動的に差し引かれる便利なシステムです。
- Myki Pass(マイキーパス)は、日本の定期券と似た仕組みで、7日間分または28日から365日までの期間ごとに金額を入金して利用することができます。
2. マイキーカードの基本情報
購入方法・購入場所
マイキーカードは以下の所で購入することが出来ます。
- 主要な駅のチケット売り場
- PTV(Public Transport Victoria)の拠点
- コンビニ(セブンイレブン等)
- 駅やトラムストップにあるマイキーマシーン
- インターネット
特にインターネットでの購入では、マイキーカードが配達されるまでに約1週間程度かかることがあります。
このように多様な購入方法が提供されており、自身に合った手段を選択することができますが、最寄りの駅やコンビニで購入するのをオススメします!
Mykiカードは、タッチしてから 2時間はトラム、電車、バスを何度乗り換えても同じ値段です。2時間を超えてしまった場合でも、24時間以内であれば「24時間用の価格」でどこへ行っても同じ値段で乗り降りすることができます。
※V/Lineという地方を走る電車に乗る際は別途料金がかかります。
また、学生やシニア、外国人の学生、障害者の方には割引価格も設定されています。該当する場合は購入の際にパスポート等の身分証明書を提示しましょう。
初期費用
まず最初にマイキーカードを購入します。
カード自体の料金は$6で、このカード自体のお金と利用する分の金額をチャージします。
チャージ方法
マイキーカードのチャージは、駅構内や一部のトラム乗り場に備え付けられている機械を使い、現金もしくはクレジットカードで入金するとこが出来ます。
無料のトラムゾーン
下記の図の緑色で囲われているゾーン内であれば無料でトラムを使用することが出来ます。
フリートラムゾーン内の移動であればマイキーカードを使う必要がないので「タッチオン」と「タッチオフ」は不要です!
- 乗る際にMykiを改札などにタッチすること。
- 降りる際にMykiを改札などにタッチすること。
- トラムの運賃は中心街エリアからの距離によってゾーン1とゾーン2に分けられています。ゾーンは、Public Transport Victoriaのウェブサイト内のJourney Plannerで検索することができます。
3. マイキーカードの使い方
タッチオン
電車を利用する際には、駅の改札を通過する際に専用の機械にてMyki(マイキー)カードをかざす必要があります。
トラムやバスを利用する場合は、車内に設置されている専用の機械にMyki(マイキー)カードをかざして乗車することが求められます。
ただし、トラムのFree Tram Zone(無料区間)内での移動に関しては、タッチオンの手続きは不要です。これにより、利用者は異なる交通手段ごとに適切な方法を選択し、便利に移動することができます。
- トラムを乗り降りする際は、必ずドアに付いている開閉ボタンを押してください。
- ドアは自動で開閉しますが、時には自分でドアのボタンを押さないと開かない時もあります。
タッチオフ
駅の改札を出る際や、バスを下車する際にタッチオフを行うことで、運賃が適切に差し引かれます。
フリートラムゾーンを出る際には、タッチオフの手続きが必要です。また、時折、監視員が注意深く見守っており、タッチオフの手続きを忘れてしまった場合でも注意されることがあります。最悪の場合、罰金を支払わなければならない可能性もあります。したがって、正確な運賃計算と手続きの遵守は、公共交通機関を利用する際には重要な要素となります。
- フリートラムゾーンを出る際は、Mykiカードをタッチオフする必要があるので気をつけてください。
4. トラムの種類
シティ・サークル・トラム(無料)
メルボルンシティの外周を緩やかに循環する無料トラムは、そのレトロでオシャレな車体が特筆すべき特徴です。
約10分ごとに運行されており、このトラムに乗ることで市内の主要な観光名所を巡る楽しみが広がります。マイキーカードやチケットは不要で、自由に乗り降りできるため、旅行者や地元の方々にとって便利な移動手段となっています。
この無料トラムは、通常の運行時間では10:00から18:00までの間に運行されています。ただし、デイライトセービング期間の木曜日、金曜日、土曜日には21:00まで運行されており、クリスマスおよびグッドフライデーには休業となります。
メトロポリタン・トラム(無料・有料)
こちらの洗練されたフォルムを持つトラムは、メルボルンの中心部とその周辺地域を走る、無料および有料のトラムサービスです。
このトラムは、メルボルン都心部のフリートラムゾーン内では無料での乗車と降車が可能であり、都心部を離れる際には有料となります。この便利なシステムによって、利用者は都心部での移動がスムーズで手軽に行える一方、市外への移動時には適切な運賃がかかることとなります。
また、メルボルン都心部のフリートラムゾーン内では、マイキーカードのタッチオンやタッチオフは不要です。これにより、乗客は手続きなくトラムに乗ることができ、さらなる利便性が提供されています。
フリートラムゾーン内での移動は、観光客や地元の住民にとっても負担なく、自由な雰囲気で楽しむことができる特典と言えるでしょう。
無料のトラムは本当に便利なのでたくさん使ってメルボルンの街を散策しましょう!
5. 【PTV】乗換案内アプリ
都市部での電車やトラム、バスなどの乗り換えは、非常に複雑で、これらのシステムに慣れるまでには少しの時間がかかるかもしれません。
特に初めての場所での移動や交通手段の組み合わせには戸惑うこともあるでしょう。そんな時に頼りになるのが、Public Transport Victoria(PTV)というアプリです。
このアプリは、出発地と到着地を選択し、検索ボタンをクリックするだけで、複雑な乗り換え情報を簡単に提供してくれます。
アプリは使い方が非常にシンプルで、現在地を自動的に認識し、行きたい場所を入力するだけで、最適な乗換方法や所要時間を詳細に表示してくれます。
この機能は、新しい場所での移動や効率的な移動手段を見つける際に非常に役立ち、利用者にとって大変便利なツールとなっています。
日本のNAVITIMEみたいな感じなのでとても使いやすいです!
6. まとめ
メルボルンと言えば、無料トラムという言葉を使っても過言ではないほど、多くの人々が頻繁に利用するでしょう。
この都市では、トラムが市内の移動手段として非常にポピュラーであり、観光客から地元の人々まで、幅広い人々がその利便性を享受しています。
そして、トラムの中には「トラムレストラン」という特別なサービスが存在し、メルボルンの街を巡りながら贅沢な食事を楽しむことができます。
トラムレストランは、トラムの中で食事をするというユニークな経験を提供しており、その車内から眺める景色と共に、美味しい料理を楽しむことができます。メルボルンの街並みや観光名所を眺めながら、プチ贅沢な食事を楽しむことができるこのサービスは、多くの人々にとって特別な思い出となることでしょう。
将来メルボルンを訪れる機会がある方には、是非ともこのユニークな体験をしてみることをおすすめします。トラムレストランは、美味しい料理と素晴らしい景色を同時に楽しむことができる素晴らしいチャンスであり、メルボルンの魅力をより一層深く感じることができるでしょう。
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