【2024年】オーストラリア学生ビザのルール変更とPTEを活用した対策のすべて | 卒業生ビザ
1. はじめに
2024年3月23日から、オーストラリアの学生ビザと短期卒業生ビザの要件が大幅に変更されました。
これにより、留学生は今まで以上に高い英語力を証明する必要があるほか、申請プロセスも厳しくなっています。こうした厳格な基準は、教育の質を向上させ、留学生の適応力を高めることを目的としています。
本記事では、最新のビザ変更に関する詳細と、効率的にビザを取得するためのPTE (Pearson Test of English) の活用法について解説します。
2. 学生ビザ申請の要件変更
2.1 GTEからGS基準への移行
従来の「Genuine Temporary Entrant (GTE)」基準が廃止され、代わりに「Genuine Student (GS)」基準が導入されました。
- なぜその学校・コースを選んだのか?
- 過去の学業や仕事の経歴は?
- オーストラリアで学んだ後のキャリアプランは?
- 学費や生活費をどう賄う予定か?
GS基準では、家族や地域社会とのつながり、経済状況なども重視されます。
また、証拠として学業成績表や雇用証明書などの提出が求められる場合があります。
2.2 英語力要件の厳格化
ビザの取得に必要な英語力も引き上げられました。具体的な変更点は以下の通りです。
学生ビザ (サブクラス500):
コース | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
高等教育機関 (TAFE・専門学校・大学・大学院) | IELTS: 5.5 | IELTS: 6.0 |
ファウンデーションコース (高等教育機関進学準備コース) | IELTS: 5.0 | IELTS: 5.5 |
英語コース+高等教育機関進学 | IELTS 4.5 | IELTS: 5.0 |
英語コースのみ | 英語力証明必要なし | 英語力証明必要なし |
これにより、英語力不足を理由にビザ申請が拒否されるリスクが高まっています。
卒業生ビザ (サブクラス485):
変更前 | 変更後 |
---|---|
IELTS: 6.0 | IELTS: 6.5 (各セクション5.5以上) |
テスト有効期限が3年から1年に短縮されました。
そのため、卒業生ビザを申請する場合、ビザ申請日から1年以内に受験した英語テスト証明を提出する必要があります。
2.3 卒業生ビザ (サブクラス485) の変更点
2.3.1 卒業生ビザ (サブクラス485) のストリーム名称変更
卒業生ビザは下記の3つがあり、その名称が変更されます。
旧 | 新 | 概要 |
---|---|---|
①Graduate Work stream | Post-Vocational Education Work stream | オーストラリアの職業リストに指定されている職業に関連した合計2年以上の専門コースを修了した方向け |
②Post-Study Work stream | Post-Higher Education Work stream | オーストラリアの教育機関で学士以上の学位 (Bachelor/Master) を取得した学生向けのビザ |
③Second Post-Higher Education Work stream | Second Post-Study Work stream | オーストラリアの地方に住み、地方大学を卒業する学生対象のPost-Higher Education Work streamが延長できるビザ (セカンド卒業生ビザ) |
2.3.2 卒業生ビザ (サブクラス485) 申請可能年齢の引き下げ
卒業生ビザの年齢制限が大幅に引き下げられました。
旧 | 新 | 概要 | 年齢変更点 | 滞在期間 |
---|---|---|---|---|
①Graduate Work stream | Post-Vocational Education Work stream | オーストラリアの職業リストに指定されている職業に関連した合計2年以上の専門コースを修了した方向け | 50歳未満から35歳以下へ引き下げ | 18ヵ月 |
②Post-Study Work stream | Post-Higher Education Work stream | オーストラリアの教育機関で学士以上の学位 (Bachelor/Master) を取得した学生向けのビザ | 50歳未満から35歳以下へ引き下げ | 2年 (リサーチ課程の場合は、修士・博士とも卒業生ビザの申請は50歳未満、滞在期間は最大3年となります) |
③Second Post-Higher Education Work stream | Second Post-Study Work stream | オーストラリアの地方に住み、地方大学を卒業する学生対象のPost-Higher Education Work streamが延長できるビザ (セカンド卒業生ビザ) | 変更なし (50歳未満) |
オーストラリア政府サイト: https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/temporary-graduate-485
3. 実はPTEが一番のおすすめ!IELTSより簡単&迅速なPTEでビザ取得を目指そう
オーストラリアの学生ビザや卒業生ビザの取得には、IELTSだけでなく、PTE Academicも公式に認められていることをご存知ですか?
「ビザ申請=IELTS」と思いがちですが、実はPTEはIELTSよりも短期間で効率よく高得点が狙える、非常におすすめの試験です。
PTEの特長とスコアアップの方法を知り、余裕をもってビザ取得に備えましょう。
3.1 PTEの5つの大きなメリット
1. 迅速な結果発表
PTEは試験後、48時間以内に結果が通知されるため、IELTSよりも結果待ちのストレスがありません。短期間で合否がわかるため、ビザ申請の計画も立てやすいです。
2. パソコンで完結する試験
IELTSとは異なり、PTEはすべてのセクション (リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング) をパソコンで受験します。スピーキングもAIが採点するため、面接官を前に緊張する心配が不要です。
3. AIによる公正な採点
PTEではAIが一貫した基準で採点するため、人間の主観が入りません。発音のわずかな癖や緊張によるパフォーマンスの揺れが減点されにくい点が、受験者にとって大きな安心材料です。
4. IELTSよりも簡単と評判
IELTSでは各セクションが別日に分かれることもありますが、PTEは1回の試験で完了します。
また、IELTSと同等の英語力であれば、PTEのほうがスコアを出しやすいと感じる受験者が多く、実際に多くの日本人がPTEを選んで高得点を達成しています。
5. 日本国内でも受験可能
PTEは国内外の多くの都市で受験可能で、特にオーストラリア留学を目指す学生から人気があります。海外からの受験も簡単に対応できます。
PTEの詳細に関しては下記の記事で詳しく紹介しています!
3.2 PTEとIELTSのスコア換算例
PTEとIELTSのスコアは公式に互換性があります。オーストラリアの学生ビザや卒業生ビザでは、以下のスコアをクリアする必要があります
- 学生ビザ (サブクラス500): IELTS全体スコア6.0またはPTE Academic 50点が必要。高等教育機関
(TAFE・専門学校・大学・大学院) - 卒業生ビザ (サブクラス485): IELTS全体スコア6.5またはPTE Academic 57点が必要です。また、PTE各セクションでは下記がが求められます
・リスニング: 43点
・リーディング: 48点
・スピーキング: 42点
・ライティング: 51点
PTEのAI採点なら、IELTSで不安があったスピーキングやライティングも、より安定したスコアを得られる可能性があります。
3.3 PTE個別対策コースの徹底サポート
PTEで高得点を狙うためには、効率的な学習と実践的な練習が鍵です。私たちのPTE個別対策コースでは、以下のサポートを提供しています。
- マンツーマン指導: あなたの弱点を徹底的に分析し、個別の学習プランを提案します。
- 模擬試験とフィードバック: 本番に近い形式で練習し、的確なフィードバックを提供。自信をもって試験に臨めるようサポートします。
- 柔軟なレッスン予約: 忙しいスケジュールにも対応できる柔軟な予約システムで、無理なく学習が進められます。
3.4 こんな方にPTEがおすすめ
- IELTSの面接形式に不安がある
- 短期間でスコアが欲しい
- AIによる客観的な採点を希望する
- 時間や場所に縛られず受験したい
これらに当てはまる方は、PTEが最適です。多くの日本人留学生がPTEに切り替え、効率的にビザ申請を成功させています。
3.5 今すぐ無料カウンセリングで学習プランを確認
新しいビザ要件に対応するために、今からPTEの準備を始めましょう。私たちのPTE個別対策コースは、あなたの目標達成を全力でサポートします。
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まとめ: IELTSだけじゃない、PTEを選んで賢くビザ取得へ
IELTSにこだわる必要はありません。
PTEなら、短期間で効率よく高得点を狙えるため、ビザ取得を目指す全ての留学生に最適な試験です。
IELTSに苦手意識がある方、またはスコアが安定しない方は、ぜひPTEに挑戦してみてください。
受講者の1人であるHanaさんは今までに何回もIELTSを受験していたんですが、どうしてもライティングのスコアが届かず困っていましたが、PTE個別対策コースを受けて無事に必要であるスコアを短期間でゲットしオーストラリアのシドニー大学への進学を実現しました!
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